聖土曜日, 復活徹夜祭,に何をする?

金曜日にイエスは死んで十字架から降ろされ、石の墓の中に埋葬されたが、この聖土曜日は静寂の日である。もともとこの日はユダヤ人にとって重要な安息日でもあった。そのため一切の仕事をすることが許されなかった。主は眠っておられるのだからミサは行われない。祭壇の布や十字架などは取り払われ、人々はひたすら祈り、瞑想をして精神を集中させ、キリストの復活を待つのである。

それでは、神の御子たるイエスは、死後、復活までの3日間、無の状態だったと言うのでしょうか?御子はその間不在だったのでしょうか。

この疑問に答えたかのような伝説が残されている。イエスの神性と魂はその間に冥界に下って行かれたというのだ。そこにおよそ40時間おられて、死神と悪魔との戦いに打ち勝ち、彼よりも前にそこにいた義なる者達のために、パラダイスの扉を開かれた。その後イエスの霊は肉体に戻り、神秘の復活を遂げることになる。

ユダヤ教では日没から1日が始まるので、聖土曜日の日没後はすでに復活の日である。その復活が宣言されるのは、日没から翌朝の日の出とされており、それが復活徹夜祭である。その時、教会では伝統の燭台にローソクの灯がともされる。それは、死と悪に打ち勝って復活を遂げたキリストの光のシンボルであり、闇を打ち消して人々を照らす生命と真実の光である。ここで人々はこのローソクの灯を互いのローソクへ渡し合う。キリストが私たちにご自身の血をもって託された命と心理を分かち合うという祭儀である。

さて、そのような奇跡は本当に起こったのだろうか。あなたは奇跡を信じますか。

明日復活祭主日はその事について書きます。

著者:  原井シュウジ

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