イタリアでの免税手続きはどうするの?

アメリカ人やアラブ人の爆買いでシャネルやエルメスでは品切れが続出している今日この頃、免税手続きに長蛇の列ができているだろうと覚悟してお客様を空港に同行したところ、非常にスムーズに免税ができました!

というわけでイタリアでの免税手続きの最新情報をお届けいたします。

まずは、基本情報!

2024年2月1日より免税対象金額が70ユーロに引き下げられました。

①70ユーロ以上のお買い物をしていること。(一枚のレシートで70ユーロを超えていること、何件かでお買い物をされた合計ではありませんのでご注意ください、リナシェンテのようなデパートでは合算で免税ができることもありますのでご確認ください)

注)全ての店舗で免税手続きを行なってはいません。『TAX FREE?』と聞いてみましょう

②免税手続きの書類を受け取ってください。最近は多くの店舗でパスポートを読み込む機械を使用していますのでパスポートのコピーをお買い物の際には持参してください。

!全ての店舗で免税手続きを行なってはいません。『TAX FREE?』と聞いてみましょう

③EU圏外に向けて出発する場合。(EU圏内で乗り継ぎをして圏外に向かう場合には、免税対象品をスーツケースの中に入れることにより出発地の出発ゲートの外で免税手続きが可能です。)

④免税対象商品が未使用の状態でEU圏外に持ち出されること。

例えば、上記の規定に従うとローマからパリ経由で日本に戻る場合には、パリで免税を行う免税対象品をスーツケースの中に入れるとローマにて(ゲートの外で)免税手続きを行うことができます。

直接EU圏外に向かう場合には、例えばドバイ経由で日本に向かう場合には、免税対象品をスーツケース内に入れた場合には、ゲートの外で、手荷物にした場合にはゲート内にて手続きを行います。

イタリアの消費税は一律ではありません。付加価値税ですので食品は税率が低く宝飾品は高くなります。 バックや洋服などが22%です。例えば、22%の場合、手数料が引かれ約13%が還付されます😊

ではローマフィウミチーノ空港のゲートの外での免税の場合!

まずは下の写真にあるVAT RIFOUNDのマークを探しましょう!

フィウミチーノ空港第3ターミナル

免税手続きは、この手続きを代行する仲介会社が行っています。現在ローマフィウミチーノ空港には、この仲介会社の中でGLOBAL BLE社とPLANET社そしてTAX FREE社の窓口があります。

免税書類にGlobal Blue社のロゴがある場合にはこちらで、書類を提出してください。現金でのリファウンドあるいは、クレジットカードを提示し紐付けした口座にファウンド額を振り込んでもらうことも可能です。

グローバルブルー社は、写真でご覧いただけるよう4台のセルフサービスの機械も設置されています、私が利用した時には係の方がいて操作して下さり、あっという間に手続きが完了しました。係の方がいない時には、言語選択で日本語を選び(自動翻訳ですが大体意味はわかります。)ご自身で行ってください。

現状(2022年11月)では、この窓口あるいは機械が税関の業務を代行するのでこれで手続きは完了です。グローバルブルー社曰く、振込の場合には、3日後(土日、祝日除く)に還付金が振り込まれるそうです。(以前は数ヶ月かかっていましたのでもう少しかかりそうな気がいたしますが、、、またお客さまからのフィードバックがあれが結果をお知らせいたしますね。)

さて1000ユーロ以上のお買い物をされた場合には、スペイン広場(薬局のお隣)にあるグローバルブルー社のラウンジにて免税手続きを先に行えます。この場合のお得な点は、現金にて還付をご希望の場合にはその場で還付金を手にすることができる点です。クレジットカードの口座に振込も選択できます。しかし空港の同社のカウンターや機械にてデジタルスタンプをもらう必要があります。この手続きをしない場合には現金で還付をした場合にはその分が手続きの際に登録したカードに請求されます。

ラウンジだけあってゆっくり座って手続きを受けることができるので手続き後もゆっくりとソファーでくつろいでいる人達もたくさんいらっしゃいました😊😊😊

Tax Refund社やplanet社のロゴが免税書類にある場合にはそれぞれの窓口にて手続きを行ってください。但しこの2社はセルフサービスの機械がありませんので窓口での手続きのみとなります。手順はGlobal Blus社と同じです。

この3社以外の仲介会社の免税書類をお持ちの場合には、税関に向かってください、免税書類と対象商品の確認が行われます。(対象商品の確認がない場合もありますし、スーツケースを開けて対象品を確認する場合もありますので対象品は取り出しやすい場所に入れておかれるようお勧めいたします。)問題がなければ税関のスタンプをもらい、この場合には還付先の口座と紐付けされたクレジットカードの番号の記載をし投函してください。

以上の手続きが近い将来全てデジタル化されるようです。こちらも詳細が分かりお知らせいたしますね!

By Midori

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