復活祭の卵,イースター・エッグ

今の時期は、どこに行っても卵型のチョコレートが置いてあります。どうしてでしょう? それは、Colomba『鳩』と並んで復活祭の伝統的なお菓子だからです。でもなぜ卵の形してるのでしょうか?

卵をプレセントする歴史は古代ペルシャの時代に遡り、春分の日に雌鳥の卵を贈りました。有名な研究者や古代の宇宙生成論者によると、卵は色々な古代文明において復活のシンボルでした。

それがメソポタミアの初期のクリスチャンの中で広がった事がキリスト教の習慣にもなりました。イエス・キリストの受難を思わせる赤に塗られていました。

では、どうしてキリスト教で卵が復活のシンボルになったのでしょう?卵を見るとキリストが埋葬された石墓のように生気なく見えます。でも中には開花の準備が出来ている新しい生命が息づいていますので、復活のシンボルになったのです。

実は、復活祭に卵をプレセントする習慣はドイツで生まれたのだそうです。お花と一緒にゆでて黄金の色をつけてからプレゼントしたそうです。

一方、装飾された卵の伝統は ビーター・カーレ・ファベルジェと言う人物に遡ります。彼はロシア人で19世紀にインペリアル・イースター・エッグを貴金属や宝石で作りました。プラチナエッグの中に、さらに金の卵を入れたりもしました。最初に出来たファベルジェ卵がとても有名になって 卵の中にプレゼントを入れて贈る伝統も広がりました。20世紀に入ってから、やっとトリノ市でプレゼントが入っているチョコレートエッグが作られ大人気になりました。

普通たまごは、四旬節には食べませんが復活際の時に食べます。その時 Colombaのお菓子やチョコレートエッグも食べます。

でも、その前に割って中に入っているプレゼントを見るのを忘れないように。ダイヤモンドかもしれないですから❤️💚🧡

それでは皆さんも良いイースターを!チャオチャオ

著者: フランチェスカ

 

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