＊＊＊
コロッセオ
すでにこの時期に公式オンラインサイトのCOOPCULTUREにてコロッセオのチケットを購入されていた方への返金などの対処があるかどうかについて、COOPCULTUREを所有するMIBACT（文化財・文化活動省）が検討中でしたが、これについての決定がありました。返金はありません。が、一年間有効のバウチャーが発行されることになりました。つまり一年以内にイタリアに来た際には、このバウチャーでコロッセオの予約を入れられるということです。対象者は、3月8日以降のコロッセオの臨時閉鎖期間以内に申し込まれていた方。その他、新型コロナウイルス 感染症を理由に病院や家などに隔離されていた方が対象に入っています。詳しくは次のリンクから英語でご覧ください。https://voucher.coopculture.it
このバウチャーの手続き方法は、そのリンク内の下にあるチェックボックスにチェックを入れ、Ferifiy your orderをクリックします。そこでPNRつまり予約コード番号とこれを予約した際に使ったメールアドレスを記入してSearchをクリックしてください。coopcultureが確認した後、メールにてバウチャーが添付されるということです。尚、コロッセオの臨時閉鎖以外の感染症に関する理由でチケットを使えなかった方は、vouchercovid@coopculture.it にメールでその理由を証明する書類と、入場の際に必要だった書類のコピーを送ってください。30日以内に返信があるとのことです。手続き期限は4月30日までにとのことです。未だ不明な点も多くありますが、該当される方は次の旅のためにやっておきましょう。
＊＊＊
ボルゲーゼ美術館
すでに返金が始まっております。指定されたフォームを正確に記入し、予約確認メールかチケットのスキャンを添付して、info@tosc.it に2020年4月16日までに送ってくださいとのことです。以下のリンクからフォームが得られます。
https://galleriaborghese.beniculturali.it/en/refunds/
この中にあるformをクリックしてください。その中にイタリア語と英語の記入用紙があります。どちらか一つに記入してください。簡単です。氏名、携帯番号（+81….）、メルアド、今日の日付（日/月/年）、Objectはすでに書いてあるから不要、予約日（日/月/年）、予約番号(order ID)、そしてその下に、普通券の数、割引券の数、ただ券の数を記入するようになってます。やってみてください。
※実際に私も返金の手続きをしましたが結局は、現金のリファンドではなく一年間有効のバウチャーが送られてきました。1年以内にだったら次回はこれを使って入場できるということです。
＊＊＊
バチカン美術館
すでに返金が始まっております。チケットを公式サイトからオンラインで予約した方には、help.musei@scv.va宛にチケット情報が書かれたバウチャーを添付して英語で払い戻し請求をして下さい。その後バチカンからメールが届くはずです。その中に60日以内にカードに返金されると書いてあります。見逃さないようにチェックしてみてください。
※本来イタリアの美術館などでは、一度購入したチケット代を返金することはなく異例の措置です。
3月27日更新
著者: 原井シュウジ
Romanissimo
コメント